絵本で楽しむ子育て

~「ことば×体験」で、子どもたちの心に「ことばのたね」を育てよう~                          by michi

子育てエッセイ

子どもたちの「自分発信の行動」を増やすこと

子どもたちの行動には、2つのパターンがあります。一つは、人に言われたことを言われたように行う「相手発信の行動」。もう一つは、何もないところから、自分の意思で何かを始め、行動を生み出していく「自分発信の行動」です。 学校の授業や習い事などは、…

子ども時代の「友達との自由な遊び」は何より大切!

友達との遊びは、大人の目もなく、子どもは自由に過ごすことができますよね。学校の中では放課がその時間に当たります。「最高の時間じゃん!」と思いきや、今の時代、その自由というのが、かえって居心地が悪い子も少なくないのです。「友達をどう誘ったら…

子どもが宿題をやりたがらない!それはもしかして?!~小学生の宿題っていつやるの?~

「『宿題をやってから遊びに行きなさい』って言ってもなかなかできないんです」「うちの子は、友達と遊びたくて、宿題を適当にやっちゃうから困るんです」私が担任をしていたとき、よく相談されたことの一つです。そんなとき、私はいつも「遊んでから宿題し…

子どもが話したくなるように

子どものことを知ろうとして、親の聞きたいタイミングで「今日は楽しかった?」「いいことあった?」などと聞いてしまう。すると子どもは、「うん」「楽しかったよ」と一言返事で返してくることが多い。続けて「何が楽しかったの」などと聞く。まるで一問一…

ぼおっとする時間が生み出すもの

シャンプー中、いろんな考えがふわっと浮かんでくる。忘れていた大切なことをふいに思い出したり、授業の新しいアイデアを思いついたり。すぐに書き留めたくなるけれど、頭も手も水びたし。終わった頃には忘れてしまうこともしばしば。 脳がひとりでに動き出…

「それな」の魔法

小学生の娘といとことの会話。しきりに「それな」が飛び交う。「それな」は、私たち世代の言葉に直せば、「そうだよね。分かるよ」という認め合い。嬉しくてお互い会話が進む。 大人も子どもも一緒。自分の考えを相手に認めてもらいたい。自分のことを分かっ…

絵本がくれたプレゼント

このブログを書くために、我が子が幼い頃読んでいた絵本が入っている段ボール箱を押し入れから引っ張り出し、開けてみました。開けた瞬間、心にふわっとしたあたたかいものがあふれ出てきました。目にする絵本一冊一冊から、幼い頃の我が子のしぐさやその時…